【ヒルシュ】カルティエ・ロードスターの移植ベルト完成
こんばんは、時計屋ネットのスタッフ2号です。
今日は当店のオーダーベルトの中でもお問合せが多い、
人気のカルティエのロードスター用のベルトのご紹介です。
何故お問合せが多いかというと、一般的なベルトの形状ではないからです。
このベルト、ご愛用中の方以外はわからないかと思いますが、
管元の部分が、普通のベルトのようにバネ棒で留めるタイプではなく、
クリップみたいに挟んで留める仕組みになっております。
なので、このタイプのベルトで既製品で作られているものは、
カルティエの純正品以外はまず無いはずです。
ご愛用中だったベルトがダメになってしまった時に、ポイッと捨ててしまうのではなく、
ベルト自体が傷んでいてもクリップ部分のパーツが壊れてさえいなければ、
そのままパーツを移植して、オーダーベルトとして使いまわせますので、
まずは捨てないで取っておいてください。
というわけで、今回はそのパーツ移植でのオーダーベルトのご紹介です。
カラー H0700-65 バーガンディ
ステッチ 無し
長さ 純正ベルトと同じ 100mm
裏材 ベージュ
ここの部分のパーツを再利用しています
以前から何度も当店のブログでご紹介をするたびに、
ヒルシュから仕様について色々伺っている内容を説明に書いたりしているのですが、
ちょこちょことその内容も変わってきたりしています。
コブありタイプのベルトからはコブありしか制作できない、と聞いていましたが、
素材によってはそういうわけでもないようでして、
カーフの型押し素材だとコブありで対応できても、
エキゾチックレザーでは素材を傷めてしまうので今回のようなフラットな仕様になる、とか
色々仕様がそのままじゃないケースもあるようなので、
その都度ブログでご紹介するときに何か聞いた点は記載していきます(*´ω`*)
今回は純正ベルトの長さが100mmのものでしたが、
この長さよりも短く制作できるのかと思っておりましたらダメでした(汗)
なので、折り返すタイプのこちらのベルト15mmのものはこの長さでの制作となります。
元々のベルトにステッチが無い仕様だったので、オーダーベルトもステッチ無しになっています。
カルティエロードスター用の移植ベルトの基本的な部分は、
元々の純正ベルトと同じ仕様で作るというのがありますので、
素材やカラーがお好きなもので制作できる、というのが自分仕様の部分です。
現在ご使用中のベルトがまだ全然傷んでないけど、オーダーベルトが作りたい方は、
別途フリマサイトなどで中古ベルトを購入したりすれば制作できますが、
以前お客様がサイズを間違えて購入されたケースがございましたので、
カルティエ・ロードスター用のベルトは色々サイズがあるので、
中古ベルトを購入する時はくれぐれもサイズを間違えないようご注意下さい。
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